小学5年生がカッコよくダイビング!2023年9月16日長崎GKスクール長崎校レポート

おはようございます!

田中コーチです。

ゴールキーパーがトレーニングする時の環境は超重要だと考えます。

 

特にハード面(土なのか、芝なのか)の違いは、土で痛いから飛べないなど選手のメンタル面に大きな影響を与えます。

 

長崎ゴールキーパースクールでは、通常スクールはどちらも人工芝でトレーニングを行っており、環境面には非常にこだわりがあります。

 

選手たちがより良い環境でGK専門のトレーニングすることが、上達するための1番の近道だと考えているからです。

 

ただし、膝当てや肘当てなどのプロテクターは小中学生であれば、たとえ芝生であったとしてもつけることをオススメしますよ!

 

GKの用具についての相談も承っております!

 

天気予報が大外れ!!

今回の長崎校は天気予報が大外れし、大雨の中のトレーニングとなりました。

 

中断も考えましたが、サッカーは雷が鳴らない限りは試合は続きます。

 

このコンディションをポジティブにとらえて、雷が鳴らない限り続けるという判断をさせてもらいました。

 

ボールが雨で止まったり、ウェアが濡れていて身体が重くなっている中でも選手たちはボールに食らいついてくれました。

 

そのトレーニングの様子をレポートしていきます。

まずはU-12のカテゴリーから

今回は「ワンステップダイビングのライナーボール」をテーマにトレーニングを行いました。

 

まず最初は片膝立ちからのローリングダウンをやってきました。

続いては構えた状態からローリングダウン。

 

今回は特に重心移動と踏み込み足を意識してプレーをしてもらいました。

ここからはいよいよ地面から足を離してダイビング練習です。

 

片膝立ちからバーを飛ぶようにダイビングします。

 

本来、このような体勢を試合でとることはありませんが、片膝立ちをさせるのには理由があります。

しっかりと踏み切りできれば、膝が伸びて空中で身体を一直線に伸ばすことができます。

 

ライナーボールがテーマでしたので、できる選手はプレーする高さ意識しながらプレーしていきました。

 

なかなかできない選手は、まず地面から足を離すのに慣れることからスタート。

 

着地は今までやってきたローリングダウンのやり方を応用していくので、しっかりと復習ができている選手は少しずつ形になっていました。

0→1をつくる!

次はコーチが持ったボールに対してダイビングしていきます。

雨足が強くなってきましたが、選手たちはボールに食らいついていきます。

 

続いてはバーを2本使って、試合で使う動きに近づけた状態でダイビングしていきます。

 

飛ぶためには重心移動が重要となりますよ!

長崎校ではライナーボールのワンステップダイビングは初挑戦でした。

 

初めてやることって難しいし、どうやって動いたらいいか選手たちは不安です。しかし、そこの1つずつクリアにしていくことで、できないことができるようになっていきます。

0のままだと、選手たちはいつまで経っても0のままです。急にできるようになることはありません。

 

0→1にすることによって、1が2となり、2が4になり…。少しずつ成長が始まっていくのです。

続いてU-15のカテゴリー

今回は「1対1におけるアプローチ方法」をテーマにトレーニングを行いました。

 

最初に前に出てきてからのキャッチングを行いました。

 

雨でボールが滑るため、いつもよりキャッチミスが多くありました。試合では環境は言い訳できないですので、どんな状況でも対応できるような技術力を身に付けたいです。

キャッチングをですが、ここでは特にアプローチのスピードを意識してもらいました。

 

スピードアップやダウンをできるためにはどういう動きが良いかも伝えていきました。

続いてはコーンの間でスタンディングブロック。

こちらの技術も改めてトレーニングしていかなければなりませんが、今回はアプローチの仕方を意識してもらいました。

 

相手との距離が近いので、構えは低くなければなりません。

アプローチがうまくいくと、ボールにもプレーしやすくなりますよ!

ボールにプレーするまでに相手より優位に立て!

ゴールキーパーがゴールを守る時は全てリアクションでプレーしなければなりません。

 

そのため準備ができていないとプレーするのが更に遅れてしまい、シュートを止めることは困難でしょう。

相手より優位に立つには予測を立てられているかが重要です。

「次にこういうことが起こりそうだ!「こうなるかもしれない!」ということを予期できていれば、たとえリアクションでもラグなく動けるはずです。

 

特に身長の小さいGKは守備範囲拡大が急務になるでしょう。

そういう選手にはこの「予測力」は非常に重要な部分であると考えます。

 

横2.44m、縦7.32mの大きさのゴールを物理的に守るのは不可能ですからね!

あまりにも雨が酷く、ボールも止まってしまう状況でしたので、計画していた練習メニューを変更して最後のトレーニングを行いました。

 

こんなに雨が降るとは…^^;

さすがに予測できませんでしたm(_ _)m

 

最後に映像をどうぞ!

長崎ゴールキーパースクールで思いっきりキーパーを楽しむ!

長崎GKスクールはゴールキーパーの基礎基本をしっかり指導しています!

 

キーパーを始めたばかりだと何から練習を始めたらいいのかわからないと思います!

 

 

上手くなるためには段階を踏んだ練習が必要です。

 

チームではGKに特化した練習をする時間は限られていると思います。

しかし、GKスクールはキーパーに特化しているからこそ時間いっぱいキーパーとしてプレーを楽しむことができる。

 

そして、キーパー専門の指導者がトレーニング構築から指導まで行うので確実にできることが増えます。

 

キーパー初心者の選手やキーパー練習がなかなかできずに困っている選手はぜひ!

 

それでは!

田中コーチ