おはようございます!
田中コーチです。
ゴールキーパーのプレーで一番最初に思い浮かぶのは、ダイナミックなダイビングでスーパーセーブすることではないでしょうか?
このスーパーセーブを試合で発揮するためには、GKの専門指導を受けることが最も近道といえます。
私自身、トレセン練習の時だけはGKコーチから専門指導を受ける機会がありました。その時に飛び方など詳しく教えてもらった記憶があります。
しかし、それまでは独学でやっていた部分が多く、正直どうすれば良いのかわからない状態で練習していたと思います。
だからこそ、GKコーチの存在が必要だと私は考えています。
皆さんはどのような想いをお持ちですか?
今回のテーマは?
今回はU-11では、ライナーのワンステップダイビングにおける着地の改善。U-15ではペナルティーエリア内でのダイレクトシュートに対しての対応をテーマにトレーニングを行いました。
今回のレポートは小学生カテゴリーについてレポートしていきます。
ダイビングができるようになるためのポイントが書いていますので、最後までチェックしてください!
ワンステップダイビングを行う前に・・・
まず最初に、ローリングダウンという倒れる練習を行います。
ワンステップダイビングをする上で、ローリングダウンの動作が重要になってきます。
ローリングダウン上手くできない選手はワンステップダイビングも上手くできませんので、ここから練習をしましょう!
次に行ったのは個人練習です。
ボールを持って、実際に足を離してみるトレーニング。最初は地面に近いところからスタートして、慣れてきたら地面から高い位置から動作をできるように促していきました。
実際にダイビングの練習へ入っていきます。
ゴム紐を飛び越えるような形でワンステップダイビングを行なっていきます。
ゴム紐を使うことで、当たっても大丈夫という安心感につながります。100均とか売っているので活用してください!
ダイビング練習をする上で、一番大切なことはできる限り恐怖心を取り除いてあげることだと思っています。
また、チャレンジしやすい環境を作り出すこと。一人ではなかなかできなくでも、このGKスクール内だったらチャレンジができるみたいなことがよくあります。
選手のみんなが前向きにトライしてくれていることで、いい雰囲気になっているのだと思います。
カッコよく飛べるようにはなってほしいですが、それは最終目標。
今回のテーマは着地方法でしたので、このトレーニングの中でとにかく着地を意識しながら練習をしてもらいました。
着地で大切なこと!
ライナーのワンステップダイビングでの着地で大切なことは、ボールと膝下を同時に着地させることです。
そうすることで痛みを分散させることができます。
キャッチしたボールを地面につけるなという指導を受けている選手もごく稀にいますが、逆にそれだと自然な動きとは反するものになりますし、
怪我に繋がってしまいます。
キャッチできた前提ですが、ボールをしっかりと掴むことができていれば、ボールを地面につけた衝撃でこぼすことはありません。
小学生は力がないため、スクールでの練習ではボールをこぼすことがあります。しかし、そのこぼす原因はキャッチングが上手く行っていないことがほとんどです。
ボールと膝下を同時着地したら、もも→上体の順に着地していきます。
身体の下から順に着することで、衝撃から体を守ることができます。
着地ができるようになると・・・
着地ができるようになると、怪我のリスクが下がります。
動作が上手くできない選手は膝や肘の関節を打ったり、腰の横が痛くなったりしてしまって、練習を休まないといけない状態。
あるいは痛みを庇おうと、おかしな着地をします。
これでは上手くなるどころか、悪い癖をつけて、下手になっていくようなものです。
一生懸命練習しているのに、なかなか上手くできない選手は、もしかすると練習の仕方を間違えているのかもしれません。
正しい動きを身につけて、最高のプレーを試合で発揮できるようにこれからも頑張っていきましょう!
最後に映像をどうぞ!
ゴールキーパーを上手くできるのは、GKコーチだけ!
9歳から12歳ぐらいまでの時期は「ゴールデンエイジ」と呼はれており、行った動作を即座に習得できる時期だと言われています。
この時期に徹底的に基礎基本を行うことで、中学・高校とカテゴリーが上がっていく時に周りの選手と差をつけることができます。
高度なGKの動きを正しく教えられるのは、GKの専門家であるGKコーチだけです。
GKコーチにしか教えられない技術や戦術があります。
GKスクールに通うことで、選手がチームで活躍できる機会が増えていくでしょう。
長崎ゴールキーパースクールのトレーニングを受けて、チームメイトから信頼されるGKになりませんか?
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!
それでは!
田中コーチ