おはようございます!
田中コーチです。
中学生になると、GKを取り巻く環境の変化は大きく変化します。
チームが変わり、戦い方が変わり、ピッチ、ボールやゴールが大きくなります。内面でも身長が一気に伸びたり、自我が芽生えて、自分という存在とは何か?というものを考え始めます。
小学生ではできていたものが、中学生になると一気にできなくなり、サッカーやGKが嫌いになる。監督やコーチからも怒られて更に嫌いになる。
せっかく好きで前向きで取り組もうとしていたのに、そんな悪循環にハマってしまい、フェードアウトしてしまう。そんな話もよく聞きます。
でも、GKスクールに通えば、そんなプレーやメンタル的な悩みも打ち明けることができるGKコーチという存在がいます。
GKスクールがあなたの心の支えになれば、それでいい。そのためにGKスクールというものが存在します。
GKキャンプとは・・・
GKキャンプとは通常スクールとは違って、短期集中型のトレーニングです。
午前と午後の2回、2時間ずつトレーニングを行い、よりGKの知識や技術を習得するイベントとなっています。
また、通常スクールでは使わない用具やトレーニングを行ったりしますので、GKキャンプならではのトレーニングを楽しめます!
今回、都合が合わなかった選手は次回の参加をお待ちしております!
GKキャンプは本来、小学生の部と中学生の部を同日開催し、2日間の日程で行いますが、今回はスタッフの都合上、日にちを分けて行いました。
次のイベントはおそらく冬になります!!
内容と人数
今回は午前に「シュートストップ」、午後に「ブレイクアウェイ」をテーマにトレーニングを実施。
特に技術面に特化したトレーニングがメインとなりました。
参加選手は5名。
少人数で行うことでプレー回数も多く確保でき、コーチから個別でのアドバイスをよりもらうことができたので、今回参加された選手たちはラッキーでしたね!!
それではトレーニングの様子をチェックしていきましょう!
午前TRの様子
W-UP後に最初に行ったのは、キャッチングのトレーニングです。
今回はハンドリバウンダーという新兵器を使って、トレーニングを行いました。
準備の質とボールをよく見ることを意識させました。
続いて、ローリングダウンのトレーニングです。今回はグラウンダーのみ行いました。
続いて、行ったのは午前のトレーニングのメインとなる「ディフレクティング」という技術に挑戦しました。
ディフレクティングとは手のひらで弾く技術になります。
今回は、特にグラウンダーのボールに挑戦してもらいました。
シュートの質が強かったり、回転が不規則な時などキャッチングが難しい時にGKは「弾く」という選択をしなければなりません。
弾くことができるとプレーの幅が更に広がりますし、周りの選手よりもワンランク上の選手になることができます。
最後にシュートストップを3つのゴールを使って行いました。
午後TRの様子
午後のW-UPではライフキネティックを取り入れたトレーニングを行い、脳を鍛えました。
楽しさもあり、難しさもあり、いろんな表情を選手たちは見せてくれました。
続いて、ローリングダウンで身体を温めていきます。
午後のTRでは、フロントダイビングとスタンディングブロックの技術トレーニングをメインに行いました。
フロントダイビングではポールを手前に置き、飛び越えて前にダイビングするトレーニングを行いました。
スタンディングブロックでは、ゴムボールを使って、足や手などのフォームの確認。使うシチュエーションをお伝えしました。
使い方を間違えるとかえってシュートを防げなくなってしまうので、意味を理解していくことが重要です。
この2つの技術を使って、1対1にトライしました。
最後に次の日が「キーパーバトル長崎大会」だったので、その予行練習を行いました。
厳しい暑さの中、皆様ご参加いただきありがとうございました!
選手・保護者の皆さん、大変お疲れ様でした。
最後に映像をどうぞ!
GKの成長を支える
長崎ゴールキーパースクールでは、GKに関する様々な知識や技術・戦術を学ぶことができます。
しかし、ただGKが上手くなれば良いだけではありません。
挨拶がしっかりとできたり、人とのコミュニケーションが取れて、受け答えがちゃんとできる。いろんなことに気づいて行動できる人になってほしいと思っています。
そのために、ピッチ内だけでなく、ピッチ外の部分にも指導が及びます。
その成長を支えるのがGKコーチであり、GKスクールであるのです。我々と保護者の皆さんで選手の成長を支えていきたいと思います!
それでは!
田中コーチ