おはようございます。
田中コーチです。
チームに所属している選手たちは毎週のようにたくさん試合をして、満足して帰ってきてるのではないでしょうか?
ただし、いくら試合をしてもこなしているだけではゴールキーパーとしての成長はないかもしれません。
何故か?
それはゴールキーパーを学んでいないからです。学ばないと成長はありません。
お子さんがキーパーを学んだことによって、チームの勝利に貢献できる日が近づいてきます。
よくありがちなミスとは?
今回はU-15カテゴリーのレポートをしていきたいと思います。
テーマは「1対1の対応」についてでした。
プロの試合でも1対1での失点シーンはよく見ます。
そのありがちなミスをピックアップしながら、トレーニングをしていきました!
早速、様子を見ていきましょう!
技術の整理から!
ウォーミングアップの後、最初にキャッチング、フロントダイビングやブロッキングのトレーニングを行い、技術の確認を行いました。
技術に関してはまだまだできない部分が多く、身体の動かし方や意識するポイントを整理しながら、量や質を求めていきたいところです。
ただ、今回は技術練習というよりもGKにおける個人戦術のトレーニングがメインでした。
あなたのお子さんは試合で1対1を止めることができていますか?
それは偶然止められたのではないでしょうか?
戦術を知り、理解を深めていくことで偶然が必然に変わり、意図的にゴールを守ることができるようになるかもしれません。
1対1の苦手なキーパーには必読の内容となっていますので、最後まで読んでみてください!
ちなみに田中コーチも現役時代は1対1が超苦手でした。
しかし、戦術を学んだ引退後の方が1対1に関して止められる回数が圧倒的に増えました。笑
体が衰えても、頭を使ってゴールを守ることができれば、全然守れます!!
体が動く現役時代でこの戦術を知っていれば、鬼に金棒だったはずです。
ポイントとは!?
1対1で考えることは?
まずはその局面の状況を把握しておく必要があります。
その上で予測し、判断することが重要です。そして、今回は特に相手がドリブルでディフェンスラインを突破してきたという想定でした。
ドリブル突破してくる時に考えることは、いつ相手との距離を詰めるかです。
ゴールの大きさは縦2.44m、横7.32mと変わることはありません。
GKが前に出るほど、横のシュートコースは狭まりますが、ループシュートをやられてしまう可能性があります。
ということは、ループシュートをなるべくやられないように相手との距離を詰めることが重要になりますね!
それを言葉でいうと、「相手がコントロールした瞬間」です!!
相手のコントロールの大きさによって前で出られない時もありますが、この瞬間を狙えるかが勝負を分けます。
そして、この瞬間を狙うためのGK自身の準備が必要になります!
ここでの準備とは頭と身体のことを指します。
ぼーっとしていたら、その瞬間を逃します。動き出す構えができていないと、出遅れてしまいますよね!?
今回お伝えした部分を参考に練習に取り組んでみてください!
完全版については、スクール生にだけトレーニングで伝えていますので、知りたい方は足を運んでみてくださいね^_^
最後に映像をどうぞ!
長崎ゴールキーパースクールでコツコツとキー練しよう!
長崎ゴールキーパースクールではGKの専門的な技術や個人戦術に特化したメニューを行っています。
このようなGKだけが集まるサッカースクールは長崎県内今までありませんでした。
GKスクールに通い出してから、シュートを止めるシーンが増えてきた!といったお声が聞こえてきています。
GKの醍醐味であるシュートを止めることは選手にとっても、親御さんによっても嬉しい瞬間だと思います!
これからも満足せずにコツコツと積み重ねていきましょう!!
それでは!
田中コーチ