おはようございます。
田中コーチです。
ゴールキーパーは自分の身体を自由自在に操ることができる必要があります。
その操作性を高めるためには9歳から12歳のゴールデンエイジといわれる時期にさまざまな動きを行うことが重要だと言われます。
昔は公園のブランコで靴飛ばしをしたり、ジャングルジムで遊んだり、鬼ごっこをしていましたが、今はそういう光景を見るのも少なくなってきました。
ここ数十年でiPhoneやiPadが普及し、SNSの発達により、子どもたちは身体を動かさずして遊ぶことが可能になった影響が大きいと私自身は考えています。
だからこそGKスクールを通して、さまざまな動きを取り入れて運動能力を高めていく取り組みも行なっています。
是非、体験に来てみてください!
久々のGKスクール
代表の田中が創成館高校に属しており、10月中旬から11月初旬の間は選手権期間となり、トレーニングとトレーニングの間が空いてしまいました。
久々のGKスクールとなり、選手たちと会うのを心から楽しみにしていました!
またここから冬休みまで突っ走っていきましょう!
今回は全カテゴリーで同じ内容のトレーニングを行いました。
早速、その様子をレポートしていきます!
まず最初にW-UPから
スクールではいつも声を出しながら、動的ストレッチから始まりますが、今回は少しやり方を変えて「ムービングプレパレーション」を取り入れたアップを行いました。
ムービングプレパレーションの目的は、体幹部の体温の上昇、筋の活動の活性化、柔軟性の獲得などが挙げられます。
JFAが取り入れているフィジカルフィットネスのプログラムにもあるもので、ただのストレッチとは少し違ったものになります。
トレセン経験者はしたことがあるメニューかもしれません。
小学生の頃から取り入れることでどうなっていくかが楽しみです!
トレーニングについて
今回は特にステッピングについて話をしていきました。
ステッピングとは、GKが試合中に移動を行う時に使うステップのことをいいます。
あなたはステップの種類をどれくらい知っていますか?
代表的なものはサイドステップ、クロスステップといったところでしょうか!
その他にもバックステップ(バックペダル)、バッククロスステップ、アプローチ(フロントペダル)などがあります。
そのステップを織り交ぜながら、GKの基本的動作を確認していきました。
最初は正面キャッチからです。
オーバーハンドキャッチとアンダーハンドキャッチを行いました。
対面で行い、キャッチしてスローイングした後は反対の列に移動していきます。
この時にただジョギングで移動するのではなく、ステップを入れることを求めました。
こういうところで他の選手がやらないことをやる選手はやはり指導者の目に留まります!
ステップからのキャッチング!
次にバックステップからサイドステップを踏んで、キャッチングとローリングダウンを行いました。
特にバックステップが小学生・中学生ともにぎこちない選手が多かったです。
日常生活では前向きで後ろに移動することってほとんどありません。こういう部分から脳や身体に刺激が入っていくと考えています。
バックステップからサイドステップに移行させる部分にもエラーが多くありました。
直角に動くイメージですが、上手く方向転換ができていない選手。足がもつれてしまう選手が多かったです。
ここでのポイントは移動する時にどこを意識するかです。
特に移動する方向と逆の足を上手く使うことを選手たちには伝えました。
ステップからのシュートストップ
次に行ったのはフロントペダルからのキャッチングとバッククロスステップからのシュートストップです。
フロントペダルは前に進むこと。ここに関しては大丈夫ですが、問題はバッククロスステップでした。
バッククロスステップは後ろに長い距離を早く移動するために使うステップです。
顔は正面をを向けながら、身体は半身にして後ろに下がる動作ですが、真っ直ぐ下がることができない選手やクロスステップがうまく踏めていない選手が多かったです。
ポイントとしては早く半身をつくることと、ステップの切り替えでした。
育成年代の選手たちにとって、自分の身体を自由自在に動かすって簡単なようにみえて、意外に難しいんです。
ただし、こういう動きにチャレンジすることで頭を使い、身体が思う通りに動くようになっていきます。
今日やった動きをチーム練習や自主練習でもトライしてほしいと思っています。
サッカーやGKをすることも重要ですが、運動能力を高めるような動きづくりをしっかりとやっていきましょう!
最後に映像をどうぞ!
長崎ゴールキーパースクールで自分の身体を使いこなせるようになろう!
長崎ゴールキーパースクールでは月2回のGK専門トレーニングを行っております。
あなたの身の回りのGKを学べる環境はありますか?
専門指導を受けることでチームのピンチを救えるGKになることができます。
専門指導を受けて自分の身体を自由自在に操り、シュートをバンバンとめまくろう!
まずは無料体験へお越しください!
それでは!
田中コーチ