おはようございます!
田中コーチです。
2024年8月10日〜8月11日にサマーGKクリニックを開催しました。
このGKイベントは長崎ゴールキーパースクール事業の一つで、スクール生以外に一般選手も参加することができます。
近年、猛暑が続いているため、今回はあえて夜の時間帯でトレーニングを実施。二部構成にしたかったのですが、都合がつかずに一部のみとさせていただきました。
「弱点克服」と題して、1日目は「クロス対応」。2日目は「1対1対応」をテーマにトレーニングを行っていきました。
今回は1日目の様子をレポートしていきます!
是非、最後まで読んでください!
ジャンプしてキャッチが意外と難しい!?
基本的に小中学生同じ流れでトレーニングを進めました。
まずはジャンプ&キャッチからです。
手で投げられたボールを両足ジャンプでキャッチし、反転してもう一度ジャンプ&キャッチをおこなうという練習でした。
飛んでくるボールをジャンプして高いところでとるのって意外と難しいんです。
飛ぶのが早すぎたり、飛ぶのが遅くて高いところでキャッチができないするシーンを練習中もよく見ました。
ポイントは「ボールをよく観ること」
ボールが飛んできたからとりあえずジャンプするのではなく、タイミングを合わせて飛ぶことを意識させました。
選手たちは練習を重ねていくうちに少しずつタイミングが合うようになってきました。
ただタイミングが合っても、なかなかキャッチングができないという課題に直面。
手の間からボールをしっかり観て、手の形を作ることを中学生年代には求めていきました。
ジャンピングキャッチに挑戦!!
クロス対応が苦手な選手は、実は同じようなミスをしています。
2つ紹介します。
一つは蹴られた瞬間に動き始めるミス。
蹴られた瞬間はまだ落下点がわからない状態です。
わからない状態で動き出してしまうと、ボールに対してアプローチが最短ではなくなり、スムーズに寄ることができません。
ジャンプ&キャッチで行ったように、ボールをよく見てから動き出すようにしましょう!
2つ目のミスはボールをキャッチする時です。
特に小学生に多いのですが、ボールを挟むようにキャッチする選手がいます。
挟んでキャッチしようとすると、ボールが後ろに抜けてしまいます。
キャッチする手の形はオーバーハンドキャッチと同じです。
逆ハート型を意識して、ボールコースの背後に手をもってくるようにしましょう。
ひたすらジャンピングキャッチをするため、少しずつ感覚を掴んできた選手も多かったと思います。
小学生はまだまだアプローチが上手くできない選手が多くいましたが、
コツがわかったと思うのでチームや自主練習でやってみて欲しいと思います。
実際に蹴られたボールにチャレンジ!!
最後に実際に蹴られたボールに対してのクロス対応を行いました。
蹴られるボールとなると、一段と難易度が上がります。
そんな中でも、選手たちは果敢にボールに飛びついていました。
最初はボールに触れなかった選手がキャッチできなかったけど、ボールに触れられるようになったり、落下点を見極めて不格好ながらキャッチをできたシーンもあったり。
選手たち一人一人にちょっとした成長が見られたのが良かったと思います。
次回のレポートは、2日目の1対1の対応について書いていきます!!
最後に映像をどうぞ!!