あなたは1回でボールを掴めますか? 2024年4月27日 長崎GKスクール長崎校レポート

おはようございます!

田中コーチです。

長崎県内で活動している小中学生の選手は、普段クレーコートで練習を行なっていると思います。

 

土のグラウンドでキーパー練習をするとなると、倒れた時に小石を踏んでしまって痛みが出たり、どうしても汚れが気になったりしますよね?

 

そこで、極力痛くないようにプレーしようという発想になるわけです。その結果、間違ったフォームを憶えてしまい、ケガのリスクが逆に高まってしまう…。

 

なんてことがよくあります。

 

長崎ゴールキーパースクールでは選手の練習環境を第一に考えて、人工芝のグラウンドでトレーニングするようにしています。

 

痛くない、汚れない人工芝で思いっきりキーパー練習をしよう!

今回のテーマは!?

今回のU-12は「オーバーハンドキャッチ」をテーマにトレーニングを行っていきました。

小学生年代から覚えてほしい技術の中に「キャッチング」があります。

 

その中でも、オーバーハンドキャッチは胸より高いところに来たボールをキャッチする技術になります。

あなたのお子さんはボールをキャッチすることができますか?

 

「それキャッチできないの?」っていうボールまで弾いたりしていませんか?

実は簡単そうに見えて、難しいんです。

 

このレポート内に上手くなるコツを書いておきますので、是非チェックしてください!

 

早速、練習の様子を見ていきましょう!

大切なのは「手の形」

オーバーハンドキャッチが上手くできない原因はいくつかあります。

 

特に小学生に多いのが、指先が伸び切ったままで手の形がボールの形になっていないことです。

ボールは球体です。つまり、両手がボールの形になっていないと掴めません。

 

今通っているスクール生も最初は全くボールを掴めませんでした。

しかし、この手の形を指導したことによって、ボールが両手の中に入ってくる感覚をつかめるようになりました。

 

ただ、手の形だけを意識すればキャッチできるようになるわけでありません。

他にもポイントが存在します。

ボールの勢いに負けないキャッチングを!

相手の渾身のシュートが飛んでくるわけですから、小学生であってもボールにある程度のスピードがあります。

では、そのスピードをに負けないためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

小学生ですので、単純に力づくでというわけにはいきませんよね?

気合いでどうにかなるわけでもありません。

大事なポイントは肘より前でボールに触れることです。

 

実は人の体の構造で肘より前でのボールに触れなければ、力を発揮することが難しいんです。

実際に肘を曲げた状態で胸の前に手のひらを置いて、他の誰かに手のひらを押してもらってください。

いくら力を入れても、相手の力に負けてしまいますよね?

キャッチが上手くできない選手は、肘より前でボールをキャッチすることを意識してみてください!

ちなみに、肘を伸ばしすぎても良くないですよ!

動画をチェックして、イメージを作ってみてください!!

スクール生が成長していくキッカケがここに。

月に2回しかないGKスクールのトレーニング。

90分という限られた時間の中で、選手たちはミスを繰り返していきながらプレーを続けていきます。

 

コーチが見本を見せながら、アドバイスをし、選手達が見て感じたものやアドバイスをヒントにトライしていく。

0だったのが、1になる瞬間。

 

選手の顔が「おっ!」となる。

「あ、こういうことか!」と選手が表情で示してくれる。

コーチ達はその瞬間が一番嬉しいですし、選手の心の中で更に火が燃え上がってくるのを感じます。

この繰り返しによって、選手達にはどんどんチャレンジをしていくわけです。

 

やるには選手自身。

そこにやる気が生まれ、自立の第一歩を踏み出していく。

 

試合の時、親やGKコーチが側で支えてくれることはありません。

選手自身が強い心と確かな技術・戦術を提げて、堂々とプレーすれば、チームの勝利が近づいてきます。

子どもは小さな大人ではありません。

「何故、できないんだ!」と上から目線ではなく、選手と同じ目線に立って指導していくことが成長のきっかけになると思っています。

 

5月は更にベースアップしていきましょう!

最後に映像をどうぞ!

 

キーパーをはじめたら、GKスクールに通おう!

長崎ゴールキーパースクールは月に2回、GK専門の指導を行うサッカースクールです。

あなたの身の回りにGKを学べる環境はありますか?

 

「チーム事情でGKになったのはいいものの、練習する時間や専門のコーチがいないから、息子(娘)が困っている!」

こんな悩みを抱えている保護者の方は必ずいらっしゃると思います。

 

実はGKスクールには、突然チームでGKを任されて、そのまま転向した選手もGKスクールには多くいます。

ただここに通い始めると、キーパーをすることが楽しくなり、そのままのめり込んでいく選手も少なくはありません。

 

GKスクールはGKの基本的な動作を習得する場所です。

上手くないと入れないトレセンとは違います。

 

ここで正しい知識や動きを学び、どんどん上手くなって、チームの守護神になれる日をゲットしましょう!

 

それでは。

 

田中コーチ