おはようございます!
田中コーチです。
近年のサッカーの傾向は、スピーディーかつコンパクトな陣形を維持した状態での展開が多く見られます。
その中でゴールキーパーのプレーの傾向も変わってきていることは数値としても表れています。
単純なシュートストップはなくなってきており、より複雑な状況の中でGKはプレーしなければならなくなりました。
あなたのお子さんはその状況についていけているでしょうか?
今まで上手くいっていたのに、なんかサッカーが難しくなったと感じる選手も出てくるでしょう。
そんな悩みを解決するために、長崎ゴールキーパースクールは活動を続けています。
まずは練習体験して、感じてみてください。
今回のテーマは・・・
今回、U-15カテゴリーの練習についてレポートをしていきたいと思います。
諫早校U-11は次回、レポートしていく予定です!
今回は「ペナルティーエリアへ侵入してくる選手に対しての対応方法(1対1)」をテーマにトレーニングを行いました。
技術というより今回はゴールキーパーの戦術の部分に触れていきました。
技術ができても、戦術理解をしていないとゴールは守れません。
このレポートを読んでいる選手は、是非参考にしてください!
早速、レポートしていきたいと思います。
基礎基本の徹底は必須!
U-15年代でも基礎基本は徹底して行います。
理由は土台がでかい選手ほど、高いものを積み上げることができるからです。
練習中に常々、基礎を適当にやる選手は絶対に上手くならないと選手たちに伝えています。
スクールに長く通っている選手は、多分わかってくれるはずです。
2人組の形式的な行うことが多いですが、今回も少し試合に近づけた状態で基礎を行っていきました。
慣れていないと一つ一つの動きがぶつ切りになってしまい、プレーの遅れにつながります。
試合の中では攻守が目まぐるしく、変わる展開も多くあり、GKもそれについていくためのトレーニングが必要だと考えます。
そのため、投げたら終わり。蹴ったら終わりではなく、投げて、移動してもう一度キャッチングするといった要素が組み合わせたトレーニングを今回は行いました。
また、動作を上手く繋げても、しっかりと構えられていない選手やプレーが雑になる選手も多く、頭と体がリンクしていない様子も見受けられます。
良いプレーもあります。意図を理解して取り組むことで、このトレーニングが何倍もの効果をもたらしてくれます。
現代のサッカーにフィットしたGKになるために!
冒頭でもお話ししましたが、現代サッカーはコンパクトば陣形を保ちながら、ボールを奪ったらいち早くゴールへ向かうという流れがマストになっています。
もちろん、ボール支配率を高めながらという状況も存在しますが、最も得点が生まれやすい局面はやはりカウンター攻撃を仕掛けた時です。
つまり、ゴールキーパーにどういう能力が求められているか?
考えてみてください…。
考えてみましたか!?
ここでわかることはミドルレンジからのシュートストップはもちろん、1対1に強いGKでなければならないということです。
では、1対1にどのように勝負していくのか?
GKが勝負に勝つには、何をすれば良いのかをここではお伝えしたいと思います。
勝負の鍵はどこに!?
1対1は単純に考えると、GKが圧倒的に不利な状況です。
FWがボールを自由自在に操ることができる。
反対にGKは後ろに大きなゴールがある上に、何してくるかわからないFWに対応しなければならない。
難しいですよね。スクール生も練習ではたくさん失点しました。
その中でポイントをいくつか伝えたところ、1対1を防ぐことができる確率がグーンと跳ね上がったのです。
その重要な鍵は、飛び出すタイミングです。
GKの間合いで勝負する!
飛び出すタイミングによってFWの間合いで勝負をさせず、GKの間合いで勝負することができます。
間合いを詰めるタイミングは、もちろんシュートを打つことができない時。
つまり、相手とボールが離れている時になります。
このタイミングがわかれば、あとは相手の動きを見極めて対応していくだけ。
ここで注意したいのはペナルティーエリア内なので足や手で相手を引っ掛けてしまうことだ。
PKを取られてしまってはどうしようもない。
できる限り我慢をして、ボールへプレーすること。相手のフェイントにかからないようにボールから目を離さないようにしましょう!
もちろん、ここに書けなかったポイントはまだまだあります。
それは、この動画内から探し出してみてください!!
最後に映像をどうぞ!
本物のGKコーチと出会え!!
GKコーチは長崎県内をみると、まだまだ少ない。ボランティアで来てくれるGKコーチや同級生や先輩のパパGKコーチなどは本当に有り難い存在です。
ただし、そのGKコーチはJFA公認のライセンスを取得していますか?
質問したら、ちゃんと相談に乗ってくれていますか?
身近にいるGKコーチがちゃんとした指導者なのか?
ここはちゃんと見極める必要があります。見極め方は一つです。
「選手を正しく導き、救うことができているか?」
これです。
長崎ゴールキーパースクールでは選手たちの悩みに寄り添い、必ず入会した時よりも選手としても、人としても必ず成長させてみせます。
是非、一度足を運んでみてください。
それでは。
田中コーチ