絶対絶命のピンチを切り抜けろ!2023年10月16日長崎GKスクール諫早校レポート

おはようございます!

田中コーチです。

ゴールキーパーには守備の局面において、3つの状況があります。皆さん、ご存知でしょうか?

 

答えはブレイクアウェイ、クロス、シュートの3つになります。

 

ゴールキーパーとしてレベルアップするためには、この3つの状況を満遍なくトレーニングしていく必要があります。

 

あなたのチームでこの3つのシチュエーションをトレーニングすることができていますか?

 

長崎ゴールキーパースクールではGKとして活躍できるようになるために、毎回テーマ設定を行い、選手たちがトレーニングを行っています。

 

是非、体感しにきてみてはいかがでしょうか?

今回のテーマは!?

今回はU-12が「ブレイクアウェイのおけるプライオリティ」、U-15が「シュートストップにおける逆サイドへのポジション移動方法」をテーマにトレーニングを行いました。

 

ゴールキーパーが試合で活躍するためには、技術+戦術が必要になります。

 

戦術を知っているからこそ、技術が生きてくると私は思っています。

 

いくら「漢字」の勉強して憶えても、使い方を知らなかったら意味ないですよね!?

 

ぜひ、実際に自分がプレーをしているイメージを持ちながら、レポートを読んでみてください。

U-12グループから

最初はストレッチを行なっていきました。

 

小学生のうちに柔軟性を身につけておかないと、歳を重ねるにつれて徐々に身体は硬くなっていきます。

 

硬くなってからだと、なかなか柔らかくなるのに時間がかかりますので、小学生のうちからお風呂上がりのストレッチを習慣化してほしいです!!

選手たちは苦悶の表情を浮かべながら、ストレッチをしていました(^^;;

ここからボールを使ってプレーをしていきます。

 

今回のトレーニングテーマは実は前回、前々回からつながっていて、非常に大事なテーマでした。

 

最初はGKの背後からボールを転がして、ボールが動いている間にコーンゴールまで移動し、構えてキャッチングしていきます。

大事なポイントはいつまでに、どう構えるかでした。

 

ここを理解していないと、次へは進めません。

 

構えるタイミングはGKコーチにボールが入る直前です。どう構えているかは、動画にヒントがあるかもしれませんよ!

どういう状況なのか?を把握する!

今回の状況はDFの裏にボールが出てきたという設定でした。

 

DFの裏を取られたということは、GK対FWという1対1の状況。絶体絶命のピンチです。

しかし、こういった状況でも戦術を学ぶことで、選手たちはこのピンチを意図的に防ぐことができるようになります。

 

ポイントは相手がどういうことをしてくるかを考えることです。

 

GKはまず、シュートに備えましょう。ここが抜けているとトレーニングの意味がなくなります。

シュートの次にGKが考えることは出るのか、出ないのかを判断することです。

 

状況を瞬時に見極めて、決断し、プレーに移りましょう!

相手や味方が走り込んできているところへ飛び出すのには、勇気が必要です。

 

恐怖心に打ち勝ち、勇気を持って、飛び出していけるためにはGKの個人戦術を知っておくことが必要不可欠です。

続いて、U-15

まず、最初に行ったトレーニングは移動からのキャッチングです。

 

今回は前回と比べて、移動距離が長いシチュエーションでした。

 

移動距離が長い時に使うステップはクロスステップになります。

トレーニング中はクロスステップを踏み、できるだけ早く移動できるようにステップの方法を伝えていきました。

 

移動も意識しなければいけませんが、肝心なことは移動を完了させて、GKがより良い状態でボールにプレーすること。

 

移動→構えを意識してプレーしていきます!

GKがいいパフォーマンスを発揮するためには、プレー前が重要です。

 

移動方法、ポジショニング、構え方、構えるタイミングなどシュートを止められるかどうかはほとんどプレー前で決まります。

 

良い選手はプレーする前の準備の質が高い。スクール生にはボールが飛んでくる時だけ頑張るのではなく、ボールが来る前の指導を徹底しています。

ポジショニングについては、前回のトレーニングで行った内容が頭に入っているかの確認でした。

 

いくら移動ができていても、正しいポジションをとれなければシュートを止めることはできませんね!

ミニゲームを実施!

最後は2対2+2GKのゲームを実施しました。

 

中学生年代では技術だけでなく、試合を通してGKがどのようなプレーをしていけば良いかを求めていきます。

 

フィールドプレーも選手たちで行いますので、やはり足元の技術が必要になります。

 

近年、GKの足元の技術レベルは高いのが当たり前になりつつ、ただゴールを守るだけでは上のレベルで戦えない選手になってしまいます。

攻守における目的はなんなのか?

 

この状況で今、自分自身にどういうプレーが求められているのか?

 

試合の状況に応じて、コーチングやプレーをどういう風に行なっていけば良いのか?

このゲームをただの遊びと一緒にしてはいけません。

 

サッカーの本質を理解しながら、行うことが重要です。

 

そして、最も重要なことはここはGKスクールだということ。改善したいのはあくまでGKのプレーです。

試合では今まで練習してきたことが、なかなかできない選手が多かったです。

 

試合では味方、相手などを観察して状況把握、味方へのコーチング、ポジション修正などやるべきことが増えます。

 

やることが増えると、頭がついていかなくなります。このキャパオーバーを払拭していくには、トレーニングで鍛えていくしかありません。

 

身体も動かしながら、頭もフル回転させていきましょう!

最後に映像をどうぞ!

 

 

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長崎ゴールキーパースクールでは、月に2回のGK専門トレーニングを実施しています。

 

・シュートが止められない!

・相手との1対1を止めれらない!

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こういう悩みが選手たちにありませんか?

 

その悩みを解決できる場所がGKスクールです。GKコーチが身近な存在になるため、悩みを打ち明けやすくなりますし、スクールの仲間が心の支えになるはずです。

 

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それでは!

 

田中コーチ